お世話になっております。
祭り囃子がどこかから聞こえてきて風流な夏を楽しんでいる日本事務局の新村です。
あ、暑いなぁ、もう。。。
【暑い東京に、関西から熱い男がやってきた】
※写真はイメージですw
熱い男に会ってきました。
アクトハウスの6ヶ月コースに留学参加後、すぐに起業家として準備に入り、6月から2ヶ月のあいだ、ヨーロッパ各国を回って「日本企業のプロダクト・サービスをヨーロッパ各国でプロモート」と、「ヨーロッパにあるオモロいプロダクト・サービスを日本に持ち帰る」というミッションを持って旅をしてきた、「ヨビさん」。
ヨーロッパに2ヶ月間行っていた彼の感想はこちら。
ヨーロッパに行って来た感想としては「移住」って選択肢はなくなったかなと思う。現地で根を張って生きていくって腹をくくってる人たちに出会えたし、彼らが僕のビジネスに「力になるよ!」って声を上げてくれたから。移住じゃなくて僕は彼らのための拠点を世界中に作ることにした。地球は庭ですよ。
— ヨビ@OMOROIDE.inc (@Yobimar_gatinho) 2017年7月24日
うーん・・・。すごい。「実際に行って体感したから言える」ことです。「実践」で吸収した知見を元にした発言。ヨーロッパでは多くの起業家と語り合ったそうですが、その経験を元にしたこの発言、とても示唆に富んでいますね。
そもそも、クラウドファンティング実施中から大変な評判を集めていたもので、当時、アクトハウスのオフィシャルサイトでも取り上げたものでした。
そんなヨビさんが、ミートアップ開催のため東京に来られていたので、会食してきました。
彼はアクトハウスの参加者インタビューにも登場してくれてますので、チェックしてくださいね。
▶参加者インタビュー
アクトハウスオフィシャルウェブサイト:体験談インタビュー01
久しぶりの再会ということもあって、くだらない話が9割という安定飛行でしたが、4時間に渡って語り合いました。お互いのビジネスのこと、留学のこと、アクトハウス6ヶ月コースに参加中のこと、ヨーローッパのこと・・・。
まだまだ20代半ばのヨビさんですが、筆者とは同じ「経営者同士」。年齢は違えど、悩んでいるポイントには似たようなことがたくさんありました。人生の先輩として助言できることは助言しましたし、逆に私がヒントをもらうようなことも。
会食中の対話の中で、アクトハウスの考え方という意味でもとても重要な要素が話題に出てきたので、ここで書いておきたいと思います。
「頑張れと言うだけならカンタンですよね」 | |
「人が自ら頑張れるように導いたり、より頑張れるように支援するのは、地味で根気がいる。地味だから気づかれないし、感謝されないことも多い。それでもアクトハウスは参加者への支援を続けていく。それが育成ということだと思う」 |
【魚の釣り方の話】
アクトハウスは、留学を手がけているわけですから、広義には「人材育成サービス」です。殊更、アクトハウスで一番人気の6ヶ月コースともなると、セブ島への留学としてはかなり長期の部類になるものと思います。だからこそ、参加者(留学生)の皆さんが、それぞれに確実な成長を遂げて巣立っていってほしいと、強く願っています。
人材育成に必要不可欠な「教育論」というものは、様々な人が様々に議論をしており、残念ながら「これが正解!」というものがありません。海外への留学ですし、人を相手にしているわけですから、全てを画一的に、というわけにもいきません。IT留学は「実践(アウトプット)」が何より重要と考えているアクトハウスでは、柔軟性のほうこそ大事と考えています。
こうして人材育成を手がける私たちも、最適なサービスは何か、留学参加中の皆さんにどのような実践カリキュラムを経験してもらったら伸びるのか、常に模索してアップデートしていかねばならないと考えているのです。我々自身、インプットとアウトプットの連続です。(そこが難しいし、面白いと思うから、チャレンジしているんですよね〜。日々精進あるのみ。)
これからご紹介するこの言葉(格言?)も、賛否両論はあるかと思いますが、あえてここでご紹介したいと思います。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」
・・・アクトハウスでは当然のごとく「魚の釣り方を教える」ほうで行っているつもりです。
もっというと「自ら工夫してより多くの魚が釣れるような釣り方を考える」ことを身につけていただきたいと思って、カリキュラムを組んでいます。
自ら考え、自ら行動する。これが意外と難しい。
「和をもって尊しとなす」とされる日本での教育は、「みんな横並び」です。自主性や個性を尊重したはずの教育方針は「ゆとり」などと言われ、否定されてしまう結果となってしまいました。しかし、全世界で見れば、「みんな横並び」なんてありえません。
そのことに気づいた方が、アクトハウスに問い合わせをしてくれているのだと思っています。ですから、アクトハウスにお問合せをいただく方の中で「魚を与えてくれよ〜!」と思っている素振りのある方には、厳しいかもしれませんが、「自ら魚を釣りに行くんだよ」「徹底的に実践(アウトプット)するんだよ」というお話をさせていただいています。
ヨビさんは「アクトハウスをどうやって利用するか」と再三言ってくれました。「利用する」というとなんだか裏に損得勘定があって動いているようでいやらしく聞こえるかもしれませんが、我々としては大歓迎!なんです。どんどん利用して欲しい。ヨーロッパに飛び込んでいく彼の行動自体、インプット(知識や経験の取り込み)とアウトプット(実践)を同時並行で進めていく、アクトハウスのIT留学の概念をそのまま映しているようでとても嬉しいのです。
彼は、アクトハウスをいろんなところに繋いでくれました。ベルリン在住の若手フリーランサーの方に繋いでくれたり、アクトハウスへの参加希望者を繋いでくれたり。アクトハウスは、彼にビジネスパートナーになりそうな方を紹介したり、クラウドファンディングを応援したり。
アクトハウスの6ヶ月コースに参加したことをきっかけに、いろんな人や会社・組織につながっていく。さらにその先がつながっていく。それが、未来を拓いていくことになる。
先日のスタッフブログにも記載しました、アクトハウスが考える「サステイナブル・コミュニティ」のあり方、そして「アクトハウスに関わる人が、アクトハウスという「場」をきっかけにつながり、次のビジネスやソリューションを創り出していってほしい。その後押しをしていきたい。」という理念。
▶アクトハウスがIT留学を手がけている理念について触れた記事はこちら↓
そのアクトハウスの理念を体現したかのように、日々、驀進していく彼の今後の活動にも要注目ですね。
【ヨビさんが登壇されるミートアップが東京・大阪で開催されます】
「CEOが仕事5つ掛け持ちなんて当たり前!?ヨーロッパ各国のスタートアップシーンの今とこれから」と題して、東京・大阪の2箇所でミートアップが開催されます。
▶東京開催
日時:
2017/7/29(土) 18:00-22:00
場所:
Wave市ヶ谷
東京都千代田区五番町12−6
▶大阪開催
日時:
2017/7/30(日) 18:00-20:00
場所:
スタートアップカフェ大阪(KANDAI MeRISE 2F)
リンク:
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/event-seminar/startup/ceo.html
ヨビさんと会ってみたい!という方は、ご参加されてみてはいかがでしょうか。