お世話になっております。
4ヶ月ぶりにセブ島に来ています、日本事務局の新村です。
セブに来ると、もちろん朝ごはんはこうなります。
「またハムサンドとポメロかよ」という声が聞こえてきますが・・・。しょうがない、作るのがラク好きなんだもの。
なお、夕飯につきましては、もちろん「フードパンダ」のお世話になりまくっていることを申告します。
便利すぎるフードパンダについては当ブログでも体験レポートを掲載しています。↓
今回も、私はビジネスカリキュラムの講義に登壇します。毎回「生々しい、リアルな話が聞けてよかった」とご好評をいただいている、「金融機関対応の奮闘記録」もあります。(宣伝)
過去に実施した金融機関対応に関する講義の様子はこちら。
雨のセブ島の様子と「フィリピンあるある」
さて、今日のセブは雨模様。伝わりづらいかもしれませんが、動画を撮ってみました。雨って動画だとわかりにくいので、スローモーション撮影にしてます。
スローモーション撮影で降りしきる雨を撮ってみた。 #セブ島 pic.twitter.com/K9XlGtBiIF
— アクトハウス (@acthouse_) 2017年10月13日
実際には「バッシャー」っていう音がしてるんですよ。「バケツを引っくり返したような雨」という表現が合っているような、すごい雨なんです。
雨が降ると厄介なのは、「インターネットが繋がりにくくなること」です。これは「フィリピンあるある」だと思います。
※理由は諸説あります。「雨で外出を控えたり、仕事にならない人が、一斉にインターネットに接続しようとするから」とか、「設備が雨に弱いから(笑)」とか・・・。
やっと引けるよ!!光ファイバー
いつもセブに来るときは何らかのミッションを帯びているのですが、今回のメインミッションは「ネットワーク環境の改善」です。(これでも筆者は元インフラ系システムエンジニア)
ですので、今回の出張ではセブ島に来てから、毎日の講義の傍ら、アクトハウスの拠点に置いてあるルーター等の機器の設定を調査し、設計資料を手直しし、LANケーブルを繋ぎ変え・・・などなど、地道な改善活動を続けています。(IT分野の講義で取り上げればよかったかな・・・。)
アクトハウスは、セブ島中心部に位置する閑静な住宅街の一角にあります。
安全性(セキュリティ面)や静かさを考えると便利なのですが、ITインフラが整いきっていないフィリピンの大きな社会問題の一つ「高速なインターネット接続回線が敷設されていない」という課題がありました。
ITx英語xビジネスの留学を標榜するアクトハウスでは、当然、IT分野の講義コマ数も多いわけです。講義中や課題をこなすのに、調べ物をするのに、インターネット接続は必要不可欠。ですから、回線速度そのものも、アクトハウスの評判・口コミに大きく影響するポイントでした。。。これまで、DSL(フィリピンではまだまだ主流)、CATV、モバイルデータ通信を応用した回線など、様々なインターネット回線を導入し、改善のための投資と試行錯誤を続けてきました。
そして、ついに、ついに・・・。念願の光ファイバー回線を導入することができることになりました!!
今回導入するのは、セブ島発の新興企業が提供している高速回線です。なんでも、「ITビジネス(ソフトウェア開発)を手がけていた外資系企業がセブ島のITインフラ整備の遅れに業を煮やし、自らITインフラの改善(特に高速インターネット回線の敷設)を目的に、インターネット回線提供会社を設立してしまった」ということ。しかも、アカウント担当者が日本人なのでコミュニケーションにも問題なし。
※その気風は、日々、改善と成長を遂げようと尽力しているアクトハウスのスタンスともバッチリ合っている気がしました。
実は、アクトハウスの拠点は、住宅地であるがゆえに、光ファイバーの回線が遅れていたのです。今回導入する回線業者の担当者いわく、「弊社のエンジニアが地道に電柱に登って、光ファイバーケーブルを引いたんです」ですって!「既存の大手通信キャリアに頼らず、自前でなんとか解決していこう」というアグレッシブな姿勢、良いですね!ビジネスカリキュラムで取り上げようかな。
日本では、インターネット接続は「安定して使えてあたりまえ」「速くてあたりまえ」と思われています。しかし、通信インフラの整備がまだまだ途上のフィリピンでは、どうしても「遅い」「繋がらない」タイミングがたまに出てきてしまいます。
ITやビジネスを学びに来ている参加者の皆さんが、セブ島での留学生活において、できるだけストレス無く過ごしていただけるように。今回のネットワーク工事により、そんな「フィリピンあるある」を吹き飛ばしていきたいと思っています。
がんばるぞー!工事するのは業者だけど笑